ご  挨  拶
           同窓会長           鈴木 啓介


 同窓生の皆様、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。日頃より同窓会活動にご理解とご協力を賜り、心より御礼申し上げます。
 令和7年を迎えましたが、今年は昭和に換算するとちょうど100年にあたります。多くの同窓生が生まれ育った昭和は、戦争と平和、貧困と豊かさ、停滞と発展という、激動の時代でした。
 令和の現在も、ウクライナでの紛争や不安定な国際情勢、「令和の米騒動」に代表される国内の経済変動など、先の見えない時代を私たちは生きています。しかし、昭和と令和には大きな違いがあります。その一つが人口減少問題です将来に希望が持てた昭和とは異なり、令和では未来を担う子どもたちの数が減り続けています。
 残念ながら、佐渡も例外ではありません。2023年の佐渡市の出生数は183人に過ぎず、2000年の534人と比べると大幅な減少です。新潟県教育委員会が発表した県立高校の将来構想でも、今後、佐渡地域の募集学級数が減らされることが示されており、私たちは少子化という現実に直面しています、このような状況の中、同窓会として佐渡高等学校の活動をどのように支えていけるのかを考えていきます。

 令和6年度の同窓会活動報告

 さて、前年度(令和6年度)の同窓会活動についてご報告させていただきます。
 昨年も例年通り8月25日に総会および懇親会を開催し、多くの皆様にご参加いただきました旧交を温め、世代を超えた交流の輪が広がる貴重な時間となり、改めて同窓の絆の深さを感じることができました。また、島内各支部、関東、関西、新潟、中部支部でも例年通り支部総会が開催されております。多くのご参加をいただき誠にありがとうございます。
 令和5年度から開始した学生用の個人ロッカー寄付については、昨年も継続し、1学年200人分の提供を行いました。本年4月の新入生にも寄付を行い、全校生徒分の提供が無事完了いたしました。生徒たちの学校生活の一助となれば幸いです。
 その他にも、エアコン補助やクラブ活動の遠征費補助など、学生の活動支援を行わせていただきました。今年は陸上部が伝統ある春の高校伊那駅伝に参加し、素晴らしい成績を収めました。今後も生徒たちが様々な分野で活躍してくれることを期待し、些少ですが活動費の補助をおこなってまいります。
 長年の課題であった同窓会会費のコンビニ払につきましては、利便性は高いことはわかっていたのですが、手数料や手続きの煩雑さから導入が困難でした。事務担当者の多大な努力のおかげで、ようやく導入にめどが立ち、本年から開始することとなりました。コンビニでも使用できる振込用紙はこの同窓会会誌とともに同封されております。同窓会活動は皆様からの会費とご協力で成り立っています。今後も皆様の負担の軽減を図っていきたいと考えておりますので、何かご提案等ございましたら、お気軽にご連絡ください。

 創立130周年に向けて

 そして来年はいよいよ佐渡高等学校創立130周年を迎えます。昨年11月より準備委員会を、そして本年6月には正式に創立130周年記念行事第一回実行委員会を開き、本格的に準備を開始しています。各部会に分かれて、素晴らしい記念行事となるよう検討を進めておりますので、こちらにつきましても寄付を含め、ご支援のほどよろしくお願いいたします。
 最後になりますが、佐渡高等学校のさらなる発展と同窓会会員の皆様のご健勝、ご活躍を心よりお祈り申し上げます。

  令和七年八月発行同窓会報より
同窓会長あいさつ
校長あいさつ
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